理系白書 '05 (1) 博士余り全体に公開
2005年11月04日11:50
毎日新聞で、理系白書の第3部が始まった。
1回目は博士の就職難とポスドク 1万人計画がテーマ。

理系白書
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/rikei/

第3部 流動化の時代/1 漂う“ポスドク”1万人
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/rikei/news/20051102ddm016070133000c.html

コメント

シュドウ2005年11月04日 11:58
文部省が博士課程の入り口ばかり広げ過ぎた。
というのはよく言われているので置いておいて、

学生を採る先生の側は
(1) 学生の適性を判断する。
(2) 学生に対して博士課程の仕組みや出口の状況をきちんと伝えておく。
ことが必要。

学生が希望さえすれば、適性を見ずに (or 適性判断を誤って) 進学させて、のちのち学生が困ってる、っていう例が見られる気がする。

もっとも、博士課程くらいになると学生の側もいいおとなだから、自己責任でしかないのもたしかであって。。
4NO2005年11月04日 12:16
社会のニーズに合わせた博士の教育というのは難しいのでしょうか?

博士課程はある意味研究者としての OJT 的なところがあると思うのですが,現実には地方の大学とかにいる学生にはプロジェクトに参加するというのは難しいところがあるかもしれません.
一つのプロジェクトを実行するときに,様々な博士の学生を集めやすい状況,大学であれば自分の大学以外の学生を募集できる状況をつくると良いかもしれません.

というか,僕の職場にそうさせてくれないだろうかと考えています(笑)
2005年11月04日 13:05
博士が100人いる村
http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html
博士はとってみたものの...留学を進められるのですが,留学して帰ってくる場所はあるんだろうかと考えるとつらくなってしまいます。
さー。2005年11月04日 14:20
私は日本の現状に嫌気がさして逃げ出してしまった挙句に、日本に帰るのは嫌だと思っている口なので、あまり大きい事は言えないですが…。

正直、学生側の自己責任なんだと(自分も含めて)思います。特に私は民間企業への就職に全く興味が沸かない、という困ったチャンなので、こんな自分でも何とか生き残っていく道を見つけるか、スッパリ諦めて転身するか、自分の判断ではないかと。確かに、何年もズルズルとポスドクを続けて、定職を探せないような研究者を採用するのがリスキーだというのも納得します。

それでも。やっぱり心のどこかで「今の日本でどうやって定職を探せって言うんじゃい!」という気持ちは残ります。日本の研究職の採用状況って、何となくスッキリしない部分があるのも確かだと思うので。
シマシマクッキー2005年11月04日 15:01
僕もこういう特集を読めば読むほど日本に帰りたくなくなります…。