残されている?問題 (contd.) strictfp ではない単精度数の演算 言語仕様の改訂は、x86 用実行系の性能を妨げないことが目的。 しかし… strictfp ではない文脈についても実装には注意を要す。 また、ある程度のオーバヘッドが避けられない。 次のどちらかを行う必要がある。 (注: 場合に応じて使い分けてもよい) 演算に応じて丸め精度を設定し直す。 丸め精度は倍精度に固定、単精度数の演算では store-reload。 理由 1. 新言語仕様では、15 bit (拡張精度) 指数部が許されたが、 仮数部はきちんと倍精度: 53 bit、単精度: 24 bit が要求される。 2. x86 は精度に応じた演算命令を持たない。(cf. SPARC, MIPS) 改訂は目的を達したか?