Date: Mon, 24 May 99 21:40:03 JST From: SHUDO Kazuyuki Subject: [JavaHouse-Brewers:25473] shuJIT 0.3.0a To: java-house-brewers at java-house.etl.go.jp (JavaHouse Brewers ML) Message-Id: <199905241235.VAA01100@cafe.muraoka.info.waseda.ac.jp> 首藤です。 Sun 社の JVM (JDK,JRE) / Linux,FreeBSD / x86 用の JIT コンパイラ、 shuJIT の 0.3.0a をリリースしました。 http://www.shudo.net/jit/index-j.html (日本語) http://www.shudo.net/jit/ (英語) 2月 23日の 0.2.10 リリース以来、3ヶ月ぶりです。 主な変更点は次の通りです。 - JDK 1.2 pre-release 1 for Linux に対応した。 - コンパイルを容易にするための configure スクリプトを用意した。 - 分散オブジェクトシステム MetaVM を含むようになった。 (これに関する文書はまだありません。) 0.3.0a は FreeBSD での動作を確認できていません。 0.3 になって gcc 2.7.X でコンパイルできなくなってしまい、 かつ、私が使える FreeBSD マシンには gcc 2.7.2.1 しか インストールされていません。 JDK 1.2 for Linux には Sun の JIT (sunwjit) が付属しています。 じゃ、TYA(*) や shuJIT の存在意義って何?という疑問が湧きます。 現状、プログラムによっては Sun の JIT より TYA の方が速いとのことです。 また、やはりプログラムによっては :) shuJIT は TYA より速いです。 何にせよ、ソースコードが手に入る JIT があることには意味があるでしょう。 (*) JDK / Linux, FreeBSD 用 JIT コンパイラ ftp://gonzalez.cyberus.ca/pub/Linux/java/ 時間が腐るほどあれば - Japhar 用の JIT か、Kaffe 用のより速い JIT を作る。 - もっと (shuJIT より) 速い JIT を作る。or そういったプロジェクトを起こす。 なんてこともしたいものです。 SHUDO Kazuyuki/首藤一幸 私をたばねないで あらせいとうの花のように shudoh at muraoka.info.waseda.ac.jp