Date: Wed, 3 Mar 99 13:21:54 JST From: SHUDO Kazuyuki Subject: [JavaHouse-Brewers:24069] Re: Java =?ISO-2022-JP?B?GyRCJE48QjlUNEQ2LRsoQg==?= To: java-house-brewers at java-house.etl.go.jp (JavaHouse Brewers ML) Message-Id: <199903030420.NAA28070@cafe.muraoka.info.waseda.ac.jp> 首藤です。 > それで、x86サーバのグラフィックス描画速度が遅いのは、X Window Systemだ > からじゃないでしょうか。 X ゆえのオーバヘッドが確かにありそうです。 > プログラム本体と表示を切り放して、別のマシンでも実行できるのがX Window > Systemのメリットですが、半面、プロセス間通信が必要になるので、ローカル > マシンで実行した場合に直接描画するウィンドウシステムより遅くなる傾向が > あると思います。 > > ただし、以前はDirect Xlibのような、ローカルマシンに対してはフレームバッ > ファに直接描画するXlib(X Window Systemの基本ライブラリ)があったのです > が、最近これはどうなったのでしょうね? Microsoft の Directほげのようですね。 ユーザプログラムが直接…ではないですが、 ローカルな X サーバとは (プロセス間) 共有メモリを通じてやりとりする、 という、X サーバの MIT shared memory extension はかなり普及しています。 #この X サーバ拡張が利用できないと起動できない X 用ゲームが… ユーザプログラム、というかライブラリが直接ハードウェアを操作するというと、 最近では Linux 2.2 の frame buffer device というものがあります。 /dev/fb0〜7 というデバイスファイルの読み書きで、 ビデオメモリにアクセスできるようです。 Linux には他にも、SVGAlib というビデオカードを直接叩く ライブラリが以前よりあります。 frame buffer device も SVGAlib も、 ウィンドウシステムとの両立を考えたものではないですけどね… SHUDO Kazuyuki/首藤一幸 私をたばねないで あらせいとうの花のように shudoh at muraoka.info.waseda.ac.jp