Date: Thu, 26 Feb 98 16:02:53 JST From: SHUDOH Kazuyuki Subject: [JavaHouse-Brewers:15529] Re: swing=?ISO-2022-JP?B?GyRCJEskRCQkJEYbKEI=?= To: java-house-brewers at center.nitech.ac.jp (JavaHouse Brewers ML) Message-Id: <199802260704.QAA12678@cafe.olu.info.waseda.ac.jp> 首藤です。以下、敬称略 石原> Visual Cafe 2.0 for java(jdk1.1.3相当)でswing0.7を用いて 石原> このようにするとメニューバーからのプルダウンメニューが 石原> hevyweightのコンポーネントと重なる部分が描画されません。 若山> 今月の月刊Java Worldの74pに 若山> 「JFCコンポーネントはネーティブなGUI機能を用いた 若山> コンポーネントと重ね合わせる場合は、その手前に 若山> 表示させることは出来ないという制約を持つ」 私の理解しているところは… 従来の heavyweight な部品は、ウィンドウシステムから見れば それ自身ひとつ (以上) のウィンドウとなっています。 対して、lightweight な部品はそれ自身のウィンドウを持たず、 親ウィンドウに描写されます。 なので、heavyweight な部品の上に lightweight な部品を重ねる事が できないわけです。 ・処理の重さ heavyweight な部品では部品ごとにウィンドウが作成されるので、 lightweight な部品よりもウィンドウシステムへの負荷が大きいです。 ・イベント管理のスマートさ 部品がウィンドウになっていると、(ウィンドウシステムの) イベントを扱う際に、イベントを受け取ったウィンドウがすな わち反応すべき部品なので、イベント管理をスマートに行えます。 対して、部品が親ウィンドウに描画されていると、イベントは その親ウィンドウに伝達されるので、どの部品が反応すべきなのかの 判定が必要となります。 #これらは実装に依存する話にですが、 #現状の実装すべてに (おそらく) 通用する話だと思います。 SHUDO Kazuyuki/首藤一幸 私をたばねないで あらせいとうの花のように shudoh at muraoka.info.waseda.ac.jp